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2025.2.18

三井住友フィナンシャルグループ「GGP Edge Program 2024」で社会的価値創造企業に選出

三井住友フィナンシャルグループが運営する「GGP Edge Program 2024」において社会的価値創造企業に選出されました。

空間プレゼンテーションツール「WHERENESS」を活用した、収蔵品プレゼンテーションで死蔵される作品を最新3次元化技術で可視化。文化財への新しいアクセス、利活用の方法を提案しました。

今後、より高い社会的価値を創造する事業に発展させることを目指して、グリーンアントレプレナーシップの専門家である山田仁一郎様(京都大学経営管理大学院教授)によるメンタリング、および日本総合研究所様によるロジックモデルの磨き上げを伴走いただきます。

GGP Edge Program 2024 特集記事はこちら

以下、抜粋

選考委員は「文化遺産を残そうという壮大な計画に敬意を表する。ぜひ実現させて欲しい」(髙尾)、「長期的な視点から文化を眼差す重要な取り組みだ。テクノロジーや仕組みだけでなく、ステークホルダーに対するガバナンスやパートナーをいかに構築していくかなど今後の課題が極めて大きいが頑張って欲しい」(山田)と講評。
将来、多くの美術品の保管が困難となりトリアージ(峻別)が必要となるという辻氏の見解に対して「その悩みを解決するための選択肢として、美術関係者からの期待が今後高まると思う」と村上氏も事業の可能性を示唆しました。

辻氏は「社会構造的に経済合理性のないところで事業が可能かというのが自分の人生の問いだ。短期的なキャピタルゲインを求めるのではなく、サステナブルな事業のあり方をつくりたい」とEdge Programへの期待を語りました。